あん摩・マッサージ・指圧とは

2021年6月2日

あん摩・マッサージ・指圧とは、身体に対して手や指等で、機械的刺激(押す・もむ・さする・たたくなど)を与え、それによる生体反応からの治療効果を期待し、健康を増進させる手技療法です。

あん摩・マッサージ・指圧は、どれも“手”だけで体の状態を整える安全な技術で、訪問マッサージの現場でも大切な役割を果たします。あん摩は全身の流れを整えるため、長時間同じ姿勢で過ごす方や、体が重く感じやすい方に向いています。マッサージは筋肉のこりや張りをほぐし、手足が動きやすくなるため、立ち上がりや歩行が不安定な方に役立ちます。指圧は痛みやこわばりの強い場所にピンポイントで働きかけるため、特定の関節や筋肉に不調がある方に効果的です。これらの手技を組み合わせることで、ご本人の状態に合わせた無理のないケアができ、身体の負担を減らし、日常生活を続けやすくする助けになります。国家資格者が行うため、安全に自宅で受けられる点も大きな安心につながります。

【あん摩(あんま)とは】

 あん摩は、古くから日本で行われてきた手技療法で、主に 身体の流れを整えること を目的としています。手のひらや指を使い、「さする・もむ・軽くたたく」などの動きを組み合わせて、体のこわばりをほぐし、血のめぐりを良くしていきます。強く押すのではなく、ゆっくり・やさしく身体全体の調子を整えるのが特徴です。肩こりや腰の重さ、全身のだるさなどに対して、無理なく自然にゆるめていく伝統的な技術です。

【マッサージとは】

 マッサージは、筋肉や皮ふを手でつまんだり押したりしながら、血のめぐりを良くし、筋肉の緊張をやわらげる ための手技です。あん摩が「流れを整える」イメージであるのに対し、マッサージは筋肉そのものに働きかけることが得意で、筋肉のこり・張り・むくみなどの改善をねらった施術が中心です。リンパの流れを整えたり、体を温めたりする効果も期待され、欧米でも広く行われている方法です。

【指圧とは】

 指圧は、指や手のひらを使って 身体の一点をゆっくり押し、こわばりや痛みを和らげる 技術です。「点で押す」ことが特徴で、肩・腰・首など痛みが出やすい場所に対して、じんわりと圧を加えることで緊張をゆっくり取り除いていきます。強い力を使うわけではなく、やさしく心地よい強さで行います。痛みやしびれが気になる人にも受けやすい施術です。